残念、オーストラリア戦は敗戦。 | しんりの手 :psych NOTe

残念、オーストラリア戦は敗戦。


cahill


オーストラリア戦は残念ながら日本は負けちゃいましたね。でも試合はどちらのチームも良い面も悪い面も出していて、見ていてとても面白かったです。


まず個々の能力の差として今回の試合でとても印象的だったのはオーストラリア人の体力の強さ。日本人はコロコロ転がされてかわいそうなくらだったよ。倒されてフリーキックがもらえるのは良いけれど、審判がファールを取らないくらいの小競り合いだとやっぱり日本人は当たり負けする機会が多かったなぁ。次戦のクロアチア人はみんなでかいんで、クロアチア戦でもこの点はちょっと心配。


次に性格の違いも印象的だったな。日本はシュートが打てる機会でも打たずに大事に回していく感じ。オーストラリアは打てる機会があればボンボン打っていく感じ。これはどっちの戦略が良いかは一概には言えないんだろうけれど、日本と西欧の授業中の態度の差を見ているようで個人的には面白かったです。


アメリカでは授業中に発言する機会があれば発言できる人が多い。日本では発言する機会があっても遠慮する人が多いよね。どちらの文化も利点があるんで日本は日本のやり方を大切にしても面白い。日本が実際にシュートを遠慮するようであれば、周りが「打て!」とか促してあげるとかね。逆に西欧式で躊躇いがない場合には「貯めろ」とか言って周りが慎重に促すとかね。実際にオーストラリアは中盤で早打ちしまくって失敗してたんで。


最後に、スポーツって精神的なものが大きいなぁと痛感。どちらのチームも劣勢の時には悪いプレーの連発だった。オーストラリアは一点ビハインドだった最後の10分まで雑なプレーが多かった。サポーターも陰りまくりだし、選手も長距離シュートばっかりで焦ってたんだろうなぁ。逆に日本は追いつかれてしまった後半の残り10分あたりから、守りの集中力が途切れたように見えた。もちろん、これは選手交代や攻め用の配置や疲れなどもあるんだろうけど、やっぱり心理的なものもあるよね。将来、心理学はどこまでスポーツに使われていくのか楽しみだね。


一緒に見ていたオーストラリア人が浮かれまくって僕の目の前で5分くらい飛びまくってたのにはちょっと頭にきましたよ、今日は。
 

ちなみに画像はオーストラリアのケイヒル。かっこいいなぁ。