心理学で重要な人ベスト10 | しんりの手 :psych NOTe

心理学で重要な人ベスト10

Rank individual rank points
1 B.F.SKINNER 508
2 SIGMUND FREUD 459
3 WILLIAM JAMES 372
4 JEAN PIAGET 237
5 G. STANLEY HALL 216
6 WILHELM WUNDT 203
7 CARL ROGERS 192
8 JOHN B. WATSON 188
9 IVAN PAVLOV 152
10 E.L. THORNDIKE 124

引用元: (2001). P.10,

Wayne Weiten

Psychology With Infotrac: Themes & Variations (第5判)


心理学で重要な人、ベスト10は上の図のとおり。得点の付け方は知らないけど、基本的に2つの要素が必要みたいだな。


(1)心理学の基盤を作った先人

みんな活躍した時代が古いよね。活躍した時代が新しい人だとスキナーとカール・ロジャーズかな。スキナーが行動主義を提唱してスキナー箱を使ってたのは1950年代だよね。ロジャーズの来訪者中心療法も1950年代。その他はみんなそれより古くに活躍した人。最も古くに心理学を始めた学者として、ヴント、ウィリアム・ジェームズ、スタンリー・ホール。


(2)今でも影響が強い人

スキナー、ワトソン、パブロフは今でも行動主義の基盤になっている。ソーンダイクはやはり行動主義やコネクショニズム(connectionism)の基盤を昔に作ったけれど、今ではあまり使われていないので順位が低いのかな。フロイド、ユング、ロジャーズは現在使われている心理療法に影響している。ただ、フロイトは否定する人も多い(過去記事「フロイトは死んだ」 )。


全体で見れば無難なランキングかな。スタンリー・ホールの順位が高いのが唯一の意外。手持ちの辞書によると、彼は「フロイト、ユンクをアメリカに招き精神分析的な考え方を心理学に導入した」(心理学辞典)そうです。そんな間接的な貢献じゃなくて、直接的な貢献度で順位付けをしたのを見てみたいね。




引用元:

外林 大作
誠信心理学辞典  

検索キーワード: 心理学、B.F.スキナー、シグムンド・フロイド、ウィリアム・ジェームズ、ジーン・ピアジェ、スタンリー・ホール、ウィルヘルム・ヴント、カール・ロジャーズ、ジョーン・ワトソン、イヴァン・パブロフ、E.L.ソーンダイク、